最近、学ぶことが楽しくなってきた。もっと若い頃にも勉強しておけばよかった、と今になって思う。大人になってから、そんなことを思う人がたくさんいます。学校時代に勉強が得意だった人でも、苦手だった人でも、それは変わりません。学びが自分の人生に与える影響に気づいたり、学校では習わなかった新しい知識を得て感動したり。学ぶことの意味合いが大人になると変わってきます。 本は、学ぶことに適したツールです。書き込みや戻り読みがしやすく、持ち運びも容易です。ただ、自学自習、教師のいない学習は、疑問を自分自身で解決する必要があり、また、孤独でもあります。簡単ではありません。だからこそ、学校の教科書以上にやさしく、わかりやすく、ときにはくわしく、深い知識が得られる本が求められていると思います。 これを知りたい!これがわからない!そう思ったとき、その傍らにベレ出版の本があってほしい。いつも学習者の近くにいて、学びたい気持ちに寄り添える、学習者の支えになる存在。ベレ出版はそんな「いつも学ぶ人の近くに」いる出版社を目指しています。 会社目標 生涯学習のテキストの出版を通じて、学びたい人がいつでも学べる世の中の実現に貢献します。 モノと情報が溢れる中、知識と教養の重要性が再認識されています。自ら学び、新たな知識を得ることは、子供だけでなく大人にとっても有益であり、喜びです。本という手軽なツールによって、「何歳になっても、どこででも、学びたい人が学ぶことのできる」世の中の実現に貢献していきます。 取引先と協力して、ベレ出版の理想をともに実現します。 著者、印刷・製本会社、取次会社、書店(小売店)など、関係各社(者)は単なる取引先ではなく「ベレ出版の目標を達成するための協力者」です。私たちは、自分たちだけでは本を作ることも流通させることもできません。協力者の方々と目標を共有し、同じ目線で課題解決に取り組んでもらえる良好な協力関係を築きます。 流通全体に目を配り、読者に本が届くまでのプロセスを改善します。 出版社の仕事は本を作って終わりではありません。ベレ出版は、製造(出版)してから最終的に読者の手に届くまでの流通全体に常に気を配ります。一人でも多くの読者の手に本が届くよう、流通がスムーズに流れる最適の方法を考え、関係者と協議して流通を常に改善していきます。 “人”を大切にしながら社員の成長を促し、良い本が生まれる環境を造り上げます。 出版社の資産はつまるところ“人”です。社員の能力が最大限に発揮されるよう、社員の人格、生活を尊重し、健やかに働ける職場環境を整えます。社員は、社会に必要とされる仕事をしているという誇りと自覚を持って、若手もベテランも日々成長するよう努力します。互いを尊重しながら切磋琢磨し、“快適な緊張感”のある職場をともに造り上げます。 ベレ出版の出版方針 01 「ふつうの大人の学びなおし」をテーマに、生涯学習のテキストを出版します。 専門家やいわゆるエリートだけではなく、あらゆる立場の人が「学びたい」と思ったとき、自学自習の役に立つ書籍を発行します。やさしく、丁寧でわかりやすく、ときにくわしく、深くまで理解でき、学ぶことが楽しくなる、そう感じてもらえる本づくりを目指します。 02 常にオリジナリティを追求し、他では代替できない価値を備えた書籍を出版します。 類書のない企画、あるいは「他の本より明確に優れた特長がある」企画を生み出します。新刊が溢れる中でも埋もれない、「読者がこの本を望む理由」が明らかな本だけを出版します。 03 世の中の流れをとらえ、「時代の半歩先」を見すえたテーマを発見します。 現在は一瞬の後に過去になります。時代の“半歩先”を見すえ、「こんな本が欲しかった!」という読者の潜在的ニーズを満たします。 社名の由来 どうしてベレ出版なの? 創業者である内田眞吾がいつもベレー帽を被っていたことに由来します。ちなみに、ベレ出版のロゴマークもよく見るとベレー帽の形をしています。え?でもそれだったら「ベレー出版」になるはずでは?実は、社名を決める会議の際に出た「おしゃれで意味がない言葉がいい」という意見を踏まえて「ベレー出版」から「ー」が除かれ「ベレ出版」になりました。「どういう意味か分からないけど、なんとなく印象的な社名!」と思っていただけると狙い通りですが、「ペレ出版」「ベル出版」などと間違えられがちなのが玉に瑕ではあります。