電子書籍あり 関数をイチから理解する 関数は数学理解の要です。“関数”とはどのようなものなのかを根本的にわかりやすく解説。 数学 ★★★★★★★ 入門 初級 中級 上級 書籍を購入する ※品切れ(再入荷通知サービスが利用できます) 他のネット書店で購入する 著者名 小沢健一 ISBN 978-4-86064-265-5 ページ数 176ページ 判型 四六判 並製 価格 定価1,760円(本体1,600円+税10%) 発売日 2010年08月09日発売 立ち読み PDFファイル(338KB) 目次 PDFファイル(69KB) この書籍に関するお問い合わせはこちら 内容紹介 関数といえば、中学で学び始め、その後かなりの時間をかけて学んだはずのものです。ところが「関数とは?」とあらたまって問われると答えに窮してしまいます。関数とは数の種類の一つではありません。関数とはもともと英語の「function(機能)」の音訳です。関数とは「はたらき」のことなのです。本書では、関数そのものについて、イチからきちんと理解するために包括的に学んでいきます。… もっと見る 著者コメント (「まえがき」より) 「関数とは何か?」 と問われてそれに答えるのは簡単ではありません。その理由の一つは、関数はいろいろな時にいろいろな姿で出てくるのでイメージがまとまりにくいのです。数学のあらゆる分野で活躍していますし、パソコンの表計算ソフトには何百もの関数コマンドが入っています。 そこで次のように考えました。 「一度、関数を包括的に見ることは意味があるのではないか」 そして本書ができました。 第1章と第2章で「関数とは何か」についてまとめます。 第3章では、関数の活躍場面として微分積分の生い立ちにスポットをあてました。近代科学の大切な一歩だからです。 第4章では、幾何学的な応用として 1次変換および遠近法をとりあげました。なるべくユニークな内容を盛り込みました。 学校で数学を勉強中の人にもとっくに数学を忘れてしまった人にも楽しく読んでもらえるように、精一杯調理法を工夫しました。うまく料理できたかどうか心配ですが、関数理解の役に立ってくれればこんなにうれしいことはありません。… もっと見る 小沢健一(おざわ けんいち) 1942年 生まれ 1964年 東京教育大学理学部数学科卒業 いくつかの都立高校教諭を36年間勤め、その後私立の東野高等学校校長を勤めた。数学教育協議会元委員長 数学を愛し、世の中の数学に対する偏見や既成の数学教育に対峙し、闘い続けてきた。そのセンスは、“剛にして柔”で、どこまでも優しく、時として厳しい。どのシリーズも、ゆったりと料理。 【著書】『数のこ・だ・ま』(三省堂)『雨つぶでニュートンは語れるか』(こう書房) 『遠山啓エッセンス1~7』(日本評論社)共編『関数をイチから理解する』(ベレ出版)その他※この情報は 2011.09.16 時点のものです。