電子書籍あり まずはこの一冊から 意味がわかる微分・積分 微分・積分の思考法に触れて、そのすばらしさ、おもしろさを体感できる! 数学 ★★★★★★★ 入門 初級 中級 上級 書籍を購入する 他のネット書店で購入する 著者名 岡部恒治、本丸諒 ISBN 978-4-86064-313-3 ページ数 264ページ 判型 A5判 並製 価格 定価2,090円(本体1,900円+税10%) 発売日 2012年03月14日発売 立ち読み PDFファイル(943KB) 目次 PDFファイル(601KB) この書籍に関するお問い合わせはこちら 正誤表 内容紹介 今やビジネスマン、社会人にとって必須となってきている「微分・積分」ですが、「あの頃はどうしても好きになれなかった」という人も多いことでしょう。しかし大人になって改めて学びなおすと、こんなにも身近に存在し、科学テクノロジーにもなくてはならないものなんだということに気づくはずです。本書では、「あの頃」にはわからなかった、理解できなかった、「微分・積分」の魅力と意味をじっくりと解説していきます。… もっと見る 著者コメント (「はしがき」より) 私は高校時代、数学は好きでしたが、その中では「微分・積分」はあまり好きな科目ではなく、どちらかというと、苦手な分野でした。その頃は、「微分・積分はlim やインテグラルで計算するだけの、つまらない科目だ」と思っていたほどです。 そのように微分・積分を考えてしまう状況は、現在も変わらず続いているようです。 というのは、2 年ほど前に誘われて「わかる数学の授業」という研究会に参加し、首都圏のある高校で、微分・積分の授業をした経験があるからです。 そのとき、「微分・積分について、どう思っているか」というアンケートをとってみたところ、「微分・積分の計算自体はできるけれども、それが何を意味しているかがわからない」「何に使えるのかがわからない」と答える生徒が何人も出てきました。 「微分の計算はできるけれど……」という以上、数学に関しては優秀な学生なのだろうと思われるのに、「計算ばかりで、意味がわからない」と嘆いていたのです。 そこで本書を執筆するにあたっては、そのときの経験も踏まえ、微分・積分の計算ができるだけではなく、微分・積分の意味がわかることに重点をおくことにしました。… もっと見る 岡部恒治(おかべ つねはる) 東京大学大学院理学研究科修了。 埼玉大学経済学部教授を経て、現在、同大学名誉教授。 日本数学教会副会長。『分数ができない大学生』(共著、東洋経済新報社)で、その後の学力低下論議のきっかけをつくり、日本数学界出版賞を受賞。 『マンガ微積分入門』(講談社ブルーバックス)など、新しい視点でまとめたベストセラー書が多数ある。※この情報は 2012.03.14 時点のものです。 本丸諒(ほんまる りょう) 横浜市立大学卒業後、出版社勤務を経てサイエンスライターとして独立。日本数学協会会員。「理系テーマを文系向けに<超翻訳>する」ライティング技術に定評がある。著書として『マンガでわかる幾何』(共著、ソフトバンククリエイティブ)がある。※この情報は 2012.03.14 時点のものです。