電子書籍あり わかる! 韓国語 基礎文法と練習 [音声DL付] 韓国語の土台となる基礎文法をこの一冊できちんとマスター 韓国語 ★★★★★★★ 入門 初級 中級 上級 書籍を購入する 他のネット書店で購入する 著者名 チョ・ヒチョル ISBN 978-4-86064-656-1 ページ数 288ページ 判型 A5判 並製 価格 定価1,980円(本体1,800円+税10%) 発売日 2021年05月26日発売 音声ファイル ダウンロード 試聴ファイル ダウンロード 立ち読み PDFファイル(2MB) 目次 PDFファイル(1MB) この書籍に関するお問い合わせはこちら 正誤表 内容紹介 ハングルの読み方から始めて、韓国語の土台になる基礎文法をしっかり学ぶための入門書です。 本書が目指すのは、初級者が基本となる文法を一通り学んで文法の全体像を大掴みにすることです。第1部の「文字と発音」では日本人がハングル文字を学びやすいように工夫されています。第2部の「表現と文法」では41の文法項目ごとに具体的な例文をあげて、文法のポイントを学習し、そのあとで文法の知識が定着したかどうかを確認する練習問題をやる構成です。韓国語は日本人が最も学びやすい外国語です。日本語と語順がほぼ同じで、また助詞や動詞や形容詞の活用もあります。初級の基礎文法をしっかり学習し、土台をきちんと固めていくのが上達の近道です。… もっと見る 著者コメント (「はじめに」より) 世の中には外国語学習に関するいろいろな説が飛び交っています。中には的外れな理論や、外国語への誤解によるものも多々あり、それらを信じてしまうことで、なかなか学習が進まなかったりします。 特に外国語の「学習」を母国語の「習得」と履き違えてしまい、それらしき言葉に惑わされる場合は多いようです。 ①聞き流すだけでいい?……そうでもありません。 人間は乳児期から思春期(11~12歳)までの成熟期間を過ぎると、母語話者並みの言語を獲得できなくなるという年齢限界があると言われています。要するに「一側化」という現象ですが、思春期を過ぎた(?)皆さんに韓国語は「習得」の対象ではなく、「学習」の対象です。本書で韓国語の文のしくみ(文法)をしっかり学習した上で、ネイティブ・スピーカーの正しい発音を聞いてみましょう。聞き流すだけでは、身につきません。 本書は基本例文などに音声がついていますが、聞き流すだけでなく、書き取ってみたり、声に出して読んでみたりしてください。繰り返し練習することで、ネイティブ・スピーカー並みの韓国語の「発音」「リズム」「イントネーション」などが身につき、「スピーキング」「リスニング」「ライティング」の力が伸びていくでしょう。 ②カタカナ表記は学習の妨げになる?……そうでもありません。 英語の「knife」は「クニフェ」と読まずに「ナイフ」と発音しますね。このように文字と発音の間にはズレが生じることがあります。韓国語もしかり、文字と実際の発音が違うものが多くあります。学習者が最初から発音の規則を覚えて正確にハングルが読めるようになれば、それに越したことはありませんが、初心者には簡単ではありません。 本書では「基本例文」や「文法のポイント」などにルビをつけておきました。大いにこれを活用し、将来はカタカナ表記に頼らず正確に読めるようになりましょう。 ③きれいな発音、完璧な文法を覚えるべき?……そうでもありません。 韓国語の勉強は、目的や目標によっても学習法が違うはずです。将来、韓国語の講師や通訳を目指す人は最初から徹底して発音、文法、語彙などを覚えなければなりませんが、趣味などで勉強する人は一つでもいいので単語を覚えて、使えそうな場面がありましたら積極的に使っていくべきでしょう。 本書を通じて勉強される場合、発音や文法がおぼつかないとしても、機会を見つけてどんどんしゃべっていきましょう。完璧な発音、完璧な文法を目指すのもいいと思いますが、まずは、「ことばの道」を作って、アウトプットする楽しさを見つけましょう。 よく外国語の学習に王道はないと言われます。長年、韓国語の教育に携わってきた筆者の経験からしてもそのとおりです。つい簡易な勉強法や教材、アプリなどを求めがちですが、こつこつ勉強するのが一番の近道のように思えます。 本書の第1部「ハングルの文字と発音」では、効率よくハングルが覚えられるように、母音と子音の文字を交互に並べてどんどん文字が覚えられるようにしました。また、〈発音のきまり〉を通じて発音の変化に慣れるように構成しました。 第2部「表現と文法」では、40の基本的な文法項目を提示し、項目ごとに基本例文、文法ポイント、トレーニング、練習問題を設け、関連する文法、会話、語彙などを総合的に覚えられるように工夫しました。なお、各課には文法項目のほかに、基本的な語彙も盛り込み、文法と語彙を関連付けて、効率よく覚えられるようにしました。 第3部「付録」では、助詞一覧表、仮名のハングル表記法、韓国語の分かち書き、単語索引などを載せ、学習に役立つようにしました。 最後に本書が出るまで、校正で星文子さん、録音でイ・ホンボクさん、日本語のチェックで宮田京子さんに多くのご協力を賜りました。また、本書の企画から出版まで取りまとめてくださった脇山和美さんにも心から感謝を申し上げます。… もっと見る チョ・ヒチョル 日本薬科大学(韓国薬学コース)客員教授。「お、ハングル!」主宰。元東海大学教授。 2009年~2010年度「NHKテレビでハングル講座」講師。 著書に『音声DL付 本気で学ぶ中級韓国語』『音声DL付 本気で学ぶ上級韓国語』『音声DL付 毎日つぶやいてみる 韓国語ひとりごと』『音声DL付わかる! 韓国語 基礎文法と練習』(ベレ出版)、『1時間でハングルが読めるようになる』 ※この情報は 2024.04.23 時点のものです。