夢中さ、Duolingoに。

外国語学習アプリDuolingoは、語学学習アプリ界の世界一。開発者は、ゲームのように夢中になれる語学学習アプリを作りたいと考えたそうですが、私も完全にそのゲーム性にハマってしまいました。それは、エントリーした時間帯で世界中の人たちと30人のグループができ、グループ内でxpというどれだけ学習をしたかの経験値で順位付けされ競争心をあおられるのです。毎週日曜日の午後7時にxpの1週間合計のランキングが出るとなると、誰でも1位を獲りたくなりますよね？ だいたいは1週間で2～3万ｘｐも行けば1位になれます。ですが猛者はいるもので6万xp、7万xpというおかしな経験値の数字を稼ぐ人と同グループになってしまったときは、1位をあきらめるしかありません。競っていた1位との差が開いてしまったときは、一晩中寝ずにやる？とよく頭をかすめますが、翌日のことを考えて踏みきれていません。Duo仲間でのあるあるは学習途中でスマホを持ったままの寝落ちです。眠気との闘いでもあるのです。そして、1位が危ういときの週末はすべて日曜夜7時の瞬間に向けて全振りです。起きたらDuo、食事したらDuo、眠くなると家の中を歩きながらDuo。土日一歩も外に出ずとにかくずっとDuo。用事が入ると〈早くDuoやりたい〉〈抜かされていたらどうしよう〉とDuoで頭はいっぱいです。競り負けて2位になってしまったときは、涙がこぼれそうになるくらい悔しくなり、数日引きずりました。……そろそろ始めて1年になるのですが、Duoとの向き合い方を考えるべきかもしれません。そんなDuoですが、一度出てきた表現を無限に反復練習できて、音声と文字を同時に刷り込みできて、文法、作文、発音も学習できる優秀なアプリです、本当に。

ワタヒキ