2004.12.01 著者のコラム 【書き込み式】イチから学べる英文法ノート東後幸生 英語とマジック 1999年12月25日X’masに1冊の本が出版されました。 「英文法をイチから理解する」 私が書かせていただいた最初の本ですが、まるで夢のような出来事でした。今思えば最高のクリスマスプレゼントだったかもしれません。 あれから5年、6冊目の「イチから学べる英文法ノート」が、5年前と同じ日に出版されることとなり、何か不思議なものを感じています。縁というものを感じますね。 最近、学生だけでなく、主婦の方々も教えさせていただく機会がありますが、最初は「英語がわからないのではずかしい」とおしゃいます。でも、私流に説明しますと「やっとわかりました」と喜んでいただけています。 本が出版できてよかったと思うひとときですが、これが1人の人のアドバイスからはじまっているのですから、またまた不思議。一期一会という言葉が浮かんできます。人との出会いは本当に大切ですね。 話は変わりますが、1年前、まったく知らない人からマジックショップで声をかけられ、それをきっかけにステージマジックをはじめました。400人くらいの前でステッキをスカーフにかえたり、ランプを出したりしています。一番楽しいのはオリジナルのマジック、金の扇や、遊園地などをイメージしたものができるときです。 これは執筆しているときと同じ頭を使っているようです。考えるよりひらめいた方がはるかによいものができます。ひらめきの場合、迷いがないのもよいですね。 マジックもまた1人の人との出会いからはじまり、縁や一期一会というものを感じます。 人生には何人か、こういう人との出会いがあるのかもしれません。大切にしたいものですね。 英語の本の出版が先で、マジックは後ですが、私にとっては、本の出版こそが最大のマジックのように思えてならない、そんな今日このごろです。 関連書籍 【書き込み式】イチから学べる英文法ノート この一冊で、今度こそ基礎文法力がきちんと身につき、忘れない! 東後幸生英文法