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  • 著者のコラム

英語を聞ける耳を作ろう
藤沼千晴

写真:英語を聞ける耳を作ろう

 皆さん、こんにちは。藤沼千晴です。
 この度、私のベレ出版様2冊目の本『英語を聞ける耳を作ろう』を出版させて頂くことになりました。
 この本は、たった一つの音を聞き分けることから始まり、さまざまなニュース、そして本格的な英語落語まで、さまざまな英語を楽しんで聞き取ってみようという目的の下に書かれました。
 皆さん、英語のリスニングは好きですか?
 きっと「私はニガテ」と言う方も多いのではないかと思います。
 確かに、流れるように途切れない英語を聞き取るのは、至難の業ですね。
 例えば、ニュースや、TOEICのPART?の説明文問題などは、聞いているうちに、気が抜けてしまったりします。
 でも、克服は可能だというのが、私の見解です。
 と言いますのは、私自身が、普通に学校英語をやったレベルから、そう長くない期間でTOEICのリスニングセクションで満点を取った経験があるからです。
 詳しい話は前著『はじめて受けて905点 TOEIC Test ボクの短期集中勉強法』(ベレ出版)に譲りますが、私は当時の私にとって一番都合のいい学習法を取り、結果を得ました。苦だと思ったことはありません。
 一つ公開すると、私はよく聞き取れなかった問題文は、決して深追いせず、さっさとスクリプトを見てしまいました。
 もちろん、この方法がパーフェストではないことは、本書にも書いたところです。
 ただ、書いてある英語が分からずに、一生懸命聞き取ろうと悪戦苦闘している方が非常に多いというのは、様々な方から受けた相談で非常にはっきり出た結論です。
 ですから、本書で学習してみようと思われた方が、実際にCDをお聞きになり「これは難しい」と感じたとしたら、私は先にスクリプトを見てしまってもいいとすら思っています。実際、本書にはある程度聞いて分からなかったら、スクリプトを見ることをお勧めしています。
 気持ちを楽にする、というのは、英語学習を続けることに限らず、いろんな局面で大事なことです。

 本書は、皆さんの英語リスニングに役立つクエスチョンが満載です。基礎的な音を捉える問題から、2行程度の会話を聞いたり、英文を聞いて日本語の設問に答えたりと、いろいろな形の練習を積みながら少しずつレベルアップしていきます。
 そして、最後に収録された落語『時うどん』は必聴です!
 故・桂枝雀さんが好んで演じられたというこの演目を、ネイティブの声優さんが、それはもういきいきと再現して下さっています。録音なのに身振り手振りを交えての熱演が効を奏して、演じ終わると録音スタジオは拍手の嵐でした!ベレ出版編集担当の方も 「スタジオで拍手するのは初めて」とおっしゃっていました。これを聞くだけでも、本書を購入する価値があります。
 是非、トライしてください。
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