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英語ネイティブスピードリーディング
黒川裕一

写真:英語ネイティブスピードリーディング

ネイティブ並みの速さと正確さで英文を読む。これができるようになれば、仕事や学業で英語に接することが苦痛でなくなるどころか、楽しみにすらなってきます。知りたいことをインターネットで調べるときに、英語のページを斜め読みして欲しい情報を素早く手に入れることもできるようになります。

それを可能にする速読術が存在すること。誰もが、最小限の時間と労力でそれを手に入れることができること。それをお伝えしたくて、この本を書きました。

著者は、「ひなみ塾」という私塾の塾長です。看板講座のひとつである英語クラスにおいて、3年以上に渡り、受講生様たちとともにこの英語速読術の方法論を磨き続けてきました。その結果、ほぼ全員が速読力の劇的向上に成功し、英語がますます好きになるに至りました。

その成果をまとめた本書は、ネイティブなみの速読力を、「『語数÷2』秒で英文に本書独自のマーキングを施し、ひとつも間違えないこと」と明確に定義します。例えば、100語の英文ならば、50秒が制限時間となるわけです。

しかも、記憶しなければならないマークの数はわずか14。何百ページにも及ぶ文法書を限界まで要約すると、見開き2ページの一覧表に収まるほどの情報にまで圧縮できるのです。(本書の巻末に一覧表が掲載されています)

これら14のマークを、頭ではなく体でおぼえ、いつでも実践可能な状態にして自分の中に蓄えておくこと。それができれば、どんなに長くて複雑な英文も、必ずネイティブ並みの速さと正確さで読むことができるようになります。独習するのに最も効率的な順序でマークを並べ、全20チャプターのワークブックにまとめたのが本書です。

目で「読む」にとどまらず、ぜひ手を動かし、マークを実際に書き込んでみてください。まずは、間違いを気にせず、全速力で手を動かすことにだけ集中してください。そして、答え合わせと振り返りをていねいに行ってから、次に進んでください。

初めのうちは、「語数÷2」秒という目標タイムが短すぎると感じることでしょう。間違いも少なくないでしょう。ひなみ塾・英語クラスの受講生様たちも、はじめは全員がそうでした。慣れてくれば、自然に速くなってきます。間違いも減ってきます。それを信じて、一歩ずつ前に進んでください。本書の最後のページに到達する頃には、ネイティブスピードの速読力に手が届き始めているはずです。

ひなみ塾 http://www.hinami.org/juku/index.html

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