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  • 著者のコラム

英語の上達が早い人の7つの特徴 その1

著者 富岡恵

こんにちは、英語パーソナルトレーナー・文筆家・講師の富岡恵です。
2019年、ベレ出版から漫画家・ゆきち先生との共著『寝ながら学べる英文法』を刊行しました。

日本のみで英語学習をしてきた経験をもとに「笑う英語に福来たる!」をモットーに、レッスンや執筆などあれこれ活動しています。楽しく英語を学ぶにはどうしたらいいか、日々研究中です。

約20年間にわたる講師経験を振り返ってみると、個人レッスン・大学講座・社会人向けセミナーなどを通して、下は3歳、上は70歳まで3000人ほどの生徒のみなさんを教えてきました。性格も職業もそれはそれは多種多様!酸いも甘いも、いろんな思い出があります(メガネあげて遠い目)。

さまざまな学びを通して見えてきた『英語の上達が早い人の特徴』7つのポイントにまとめてみました。「あ!当てはまる!」「これはないなー」「これなら真似できるかも」という視点でご覧ください。

今回含め4回の連載を通して解説する7つのポイントはこちらです。

1)運動部・楽器経験者 or ゲーマー
2)日本語力が高い
3)好奇心が強い
4)特定の話したい人がいる
5)人生が豊かになると直感している
6)自分褒め上手
7)素直

今回は1つ目の特徴を解説します。

1)運動部・楽器経験者 or ゲーマー

「反復練習」できるか、したことがあるか。言語の習得に欠かせない大きなポイントです。運動部での練習や楽器の訓練を考えてみると、何度も失敗して、ちょっとやり方を変えて繰り返すというプロセスが不可欠です。例えば小さい頃にピアノなどの楽器を習った経験のある方は、反復練習の素地がある場合が多く、間違えても「はい、もう一回」という姿勢をとりやすいように感じます。それは英語でうまく言えなかったり、聞けなかったりしたときにも繰り出される能力。変に落ち込まない。ただ繰り返してみるだけ。「場数」がうまさにつながっていること感覚的に知っています。

チェロを弾く様子
▲著者は小学生から高校生までピアノ、大学時代はチェロを弾いていました。

ゲームも同じですね。テレビゲームにしろ、携帯ゲームにしろ、すぐにクリアできないようになっています。だから何度もトライしますし、RPGでは「経験値」を集めるために、途方もない「反復」戦闘をします。英語もゲームも「すぐクリアしたら面白くないわ」なんて思っているゲーマーの生徒さんは、こちらが勧めなくても喜んで反復練習してくれます。

ゲームコントローラー
▲著者もゲーマーです。ドラクエ大好き。

楽器やゲームでなくとも、長く続けているお稽古やお仕事でも「反復練習」の術を身につけている方も多いのでは?

同じことを飽きないように少しずつアレンジしながら繰り返すと、たいていのことは上達していきます。昨日の自分より少し成長した自分に会えるのも、この「反復練習」の賜物です。

今日の解説はここまで。
次回は2つ目と3つ目の特徴について解説します。
どうぞお楽しみに!


記事を書いた人:富岡恵(とみおか めぐみ)

著者、富岡 恵

英語パーソナルトレーナー・講師・文筆家。東京外語大学英語専攻卒。個人レッスンや大学などでの講義、執筆活動を通して自分に合うやり方で楽しく取り組む学びを推進している。学び方が分かる「3S分析Ⓡ」を開発し、各地で「英語の楽しみ方・学び方セミナー」を開催中。カフェ巡りが日課で、毎日楽しいことをしてメガネを輝かせている。
公式サイト:https://meglish.jp/

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