2016.06.01 編集部コラム 藤子不二雄先生の名作漫画 ドラえもん、怪物くん、パーマン、オバケのQ太郎、どれも子どもの頃アニメでよく見ていましたが、田舎育ちで野山を駆け回り、虫と戯れながら幼少時代をすごしていた私には、マンガを読む習慣が実はほとんどありませんでした。それから〇十年、最近、娘がドラえもんにはまり、お手伝いや勉強、何かのご褒美として、もったいぶって1冊ずつコミックを買ってあげたりしていたのですが、そんな話を私の友人や親せきにしたら、「ウチにドラえもんの愛蔵版があるよ、あげるよ」とか「パーマンならあるけど持って行く?」などなど、やはり〇十年前の本が、いろんなお家で大切に保管されていることが判明!そんな話がぽろぽろ舞い込んでくるではありませんか!! 娘はウハウハです! そんなわけで、急に我が家に仲間入りした藤子不二雄作品を、私も改めて少しずつ読んでいます。こんな話だったかね~とか、何かイメージが違う…とか、時間が経って記憶が不確かになっていることもありますし、そもそもアニメと原作はずいぶん雰囲気が違ったんですね。新たな発見ばかりで、実は私の方が夢中になりそうです。このところ、寝ても覚めてもドラえもんで、ほとんど文字の本を読まなくなった娘、これでいいのか…という話をやはり友人にしたら、「藤子不二雄先生の作品、つまらない文字の本よりよっぽど読むべき内容だわ!」と力説されました。そうか、たしかに日本の誇る文化の1つだよね、そう考えることにしよう!と思いつつ、まったくお手伝いをしなくなり、気がつけばマンガを読んでいる娘を昼間注意したくせに、娘が寝たのを見計らって、仕事のゲラを用意しながら、実は私もなかなかドラえもんがやめられない…。最近の悩みです(笑) シンタニ