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  • 著者のコラム

英語の上達が早い人の7つの特徴 その3

著者 富岡恵

こんにちは、英語パーソナルトレーナー・文筆家・講師の富岡恵です。
4回連載でお伝えしている「英語の上達が早い人の7つの特徴」
今回で3回目。4つ目と5つ目の特徴を紹介していきます。

4)特定の話したい人がいる

「いつかペラペラになりたいんです」

これは「なぜ英語を上達させたいのですか?」という質問の答え第1位。この答えが返ってきたときには、「いつか」とはいつなのか、「ペラペラ」とはどの程度なのか。もっと言うと「誰と」「どこで」「どんなテーマを」「どんなふう」に英語で話したいのか。追加質問としてどんどん具体的に掘り下げていきます。漠然とした目標や対象では何をどう学べばいいかが不明瞭だからです。その点、例えば「オーストラリア人の友達ヴァネッサが日本に来るので、銀座を案内したいのです、英語で。」となれば、やることは明確!ヴァネッサが楽しくなるようにユーモアを交えて、少し詳しい解説も添えたりして具体的な銀座案内を英語にしていけばいいのです。

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▲英語はツール。「あの人」に自分の思い伝えるためのもの。

「話したい特定の人がいないよぉ」という方、ご心配なく!空想でも妄想でも構いません。誰かを設定してみましょう。ちなみに私は空想英会話をレディ・ガガと繰り広げています。

5)人生が豊かになると直感している

これは私が個人レッスンをしながら気づいたことです。初めて私のレッスンにお越しになった方に、いらした理由を尋ねると「ずっと英語をやりたくて、やってみるけどできなくて、でもやっぱりやりたくて!」という気持ちを持ち続けているという方ばかりなのです。

うまくいかないことや続かなかったことって、英語以外にも結構いろいろあったはず。それに嫌なことは大抵やめちゃって、またやりたいとは思わないはず。他にやることはたくさんありますもんね、特に大人は。それでも「やっぱりやりたい!」という気持ちが強いのは「英語スキルがあれば、私の人生はもっと豊かになる」という直感があるからではないかしら。自分で自分には英語が必要だと分かっているから、またやろうとするのでは、と思うようになりました。

実際、その直感に従って、その時に楽しいと思うやり方で、話したい相手を明確にして練習したらみるみる上達。さらに英語を使う機会も勝手に舞い込んできちゃったりするケースを何度も目にしました。その生徒さんたちとは「やっぱりそうだったのね。あの時の直感に従ってよかった!」とハイタッチ。英語を続けているからそういう道が拓けたのか、そうなると分かっていたから英語を続けたかったのか。コロンブスの卵現象ここにあり。直感、あなどるなかれ。

女性が考える様子
▲Just follow your instinct.

英語は人とつながるツール。「あの人と話したい」というのは学習の大きな原動力になりますね。実際に英語で話せて、笑い合えたときの喜びといったら!その喜びがまた大きなエネルギーになって上達スパイラルをぐんぐん登っていけます。「英語力を磨いていたら、そんな人に出会えそう」という直感がする方も、ぜひそのまま突き進んでください。直感が正しかったと分かるタイミングがいつか必ずやってきます。

ということで、今日の解説はここまで。
次回は最終回。6つ目と7つ目の特徴について解説します。
どうぞお楽しみに!

【過去記事はこちら】

▼英語の上達が早い人の7つの特徴 その1

▼英語の上達が早い人の7つの特徴 その2


記事を書いた人:富岡恵(とみおか めぐみ)

著者、富岡 恵

英語パーソナルトレーナー・講師・文筆家。東京外語大学英語専攻卒。個人レッスンや大学などでの講義、執筆活動を通して自分に合うやり方で楽しく取り組む学びを推進している。学び方が分かる「3S分析Ⓡ」を開発し、各地で「英語の楽しみ方・学び方セミナー」を開催中。カフェ巡りが日課で、毎日楽しいことをしてメガネを輝かせている。
公式サイト:https://meglish.jp/

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