2020.06.09 社長コラム 在宅勤務の日々 4月から5月にかけて、ベレ出版でも在宅勤務を導入しました。とりあえず「期間限定」です。 全員が慣れない中、試行錯誤しながらの日々でしたが個人的には新鮮でおもしろい体験でもありました。「はじめてのテレビ会議」「はじめてのオンライン飲み会」などなどはじめて尽くしの2ヶ月でした。 ただ、急に誰も出社しないとなると支障もあります。ベレ出版は「顔を合わせる」ことをかなり重視してきたのでやりにくさを感じることも多々ありました。 地味ながらも困ったのは、オフィスの掃除でした。ベレ出版は、週ごとに「掃除当番」を決めています。社長も含め、全員に当番が回ってきます。 しかし、全社在宅勤務ですからね。「掃除当番だけど在宅だからあきらめよう!」じゃなくて、誰かが掃除をしないといけません。空き家の方が荒れやすい、とも聞きますし。 結局は、たまに出社するタイミングで総務・事務スタッフ中心に、当番に縛られず分担して掃除してくれていました。 掃除の当番制は、皆が働きやすい環境づくりをそれぞれが意識するきっかけになるので、一体感を生む上でも有益だと思います。しかし、「オンラインではそうした意識は生まれないのか」と言えば、そんなことはないはずです。掃除当番を設けなくても、社員同士の助け合いを促すような工夫した取り組みを何か作っていけばいいのでしょう。 これまでの働き方が大きく変われば、チームワークのあり方もいずれ変わっていくのかもしれないなぁと思ったり、でも「これは変えてはいけない!」というものもあったりするだろうし。考えさせられる日々でした。 なお、今月からは、社員の出社日を増やしていくので掃除当番も復活する予定です。