2020.11.10 社長コラム 大切な人に本を贈ろう、ふたたび コロナ以降、さまざまなイベントが中止や延期になっていますが、毎年恒例のイベントがないと、季節感も少し狂う感じがします。 昨年も書きましたが、11月1日は「本の日」です。「本の日」はあくまで記念日ですから、今年もありますが、書店さんでの大きなイベントは行われないことになりました。また、この時期に神保町で毎年開催されている即売会、「神保町ブックフェスティバル」の開催も見送られました。他にも、海外のイベントですが、ドイツ・フランクフルトで毎年行われる世界最大の書籍見本市、フランクフルト・ブックフェアが、オンライン開催となりました。いつもなら、11月前後はイベント花盛りなのですが、今年は少し控えめな出版界隈です。 その代わりというわけではありませんが、本の日に絡んで、「ギフトブック・キャンペーン」という企画が実施されています。▼ https://giftbooks.jp/キャンペーンサイトでは、各界の著名人の方々が登場し、「贈りたい本」「読んでもらいたい本」を紹介しています。 あれ?以前も「本を贈ろう」という話をした気がするぞ?デジャヴかな? と思ったら、5月に「サン・ジョルディの日」についてこのメルマガで、このように書いていました。 11月の本の日は「自分が読みたい本を読む日」 4月のサン・ジョルディの日は「贈る本を選ぶ日」と分けたらいいのでは、と思っています。 あちゃあ、これは困りましたね……。4月も11月も「贈る本を選ぶ日」になってしまった。 言ったこととの整合性が取れず、居心地が悪いのですが、今回はキャンペーンで景品もあるそうですから、気を取り直して、誰かに本を贈るなり、ご自分で読むなり、気になる本をこの機に探していただけるといいかと思います。(ずいぶん都合がいい話ですけど……)読みたい本も、贈りたい本も、丁寧に選んだ本は、きっとその人の人生を豊かにしてくれるはずです!