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変化に負けない普遍的な価値

いよいよ12月です。毎年、「1年があっという間だった」と思いますが、今年は本当に、何が何だかわからぬまま飛ぶように過ぎていった感じがあります。

このコラムで1年前に何を書いたか、思い出してみると「リカレント教育」について書いていました。1月には「SDGs」について書きました。どちらの話題も無しになったわけではないのですが、
コロナ騒動で、少し忘れ去られた感はあります。リカレント教育も、SDGsも、ある種のブームでしたが、一過性のブームや流行が、コロナという大きな変化の波に押し流されてしまった、という印象です。

出版という仕事においては、世の中の変化に敏感であることが求められます。しかし、一方で、全く逆の方向性、「普遍的(不変的)な価値」を生み出すことも重要です。今年のような、あまりにも急激な変化が起きているときはむしろ、普遍的な価値観が求められるように感じます。「普遍的な価値」のある本とは何か、ということを来年は改めて考えていきたいなぁと思っています。

ちなみに、コロナ禍の影響で、本はとてもよく売れたようです。コロナによって働き方や暮らし方、時間の使い方が変化した結果、「ゆっくり本を読む」という行為が見直されたのかもしれません。読書も、同じように「普遍的に求められるもの」なんだな、と改めて思い知った気持ちです。

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