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  • 社長コラム

『コロナ時代を生きる』ための本

4月1日から全国の紀伊國屋書店さんで、「出版社社長100人がおすすめする本」というフェアが開催されております。フェアのテーマは「コロナ時代を生きる」。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1614309191/

なんと、光栄なことに私も参加しております。しかし、本選びには実に悩まされました。全国66店舗で展開されるということで、責任重大です。社名も背負っていますので、変な本は紹介できません。

「いかにも素晴らしい名著」や「社長らしい格式ある本」など身の丈に合わない本を無理やり紹介することも考えましたが、変にカッコつけて、普段読まないような本を選んでも「無理していることがバレるだろう」と思い、諦めました。背伸びせず、読みやすくてわかりやすい本を探しました。

最終的にはやはり、ベレ出版の代表ですので、「学び」にまつわる本を紹介することにしました。コロナ禍で、過去に例のない事態が立て続けに起こり、人々には「自分の頭で考える」ことが求められている。読んだ人に「学びたい」「学ぼう」という意欲が湧くような、前向きな気持ちになれる本にしよう!!ということで選んだのが、
『何のために「学ぶ」のか 中学生からの大学講義1』
筑摩書房さんの新書です(ちくまプリマー新書)。

実際に中学校で行われた講義を基にした内容で、7人の著名な学者が、それぞれの考えを語ります。
読む側(聞く側)にも好みや相性がありますので、講師の考えと「合う・合わない」を感じることも
ひょっとすると、あるかもしれません。それもまた、いいのではないか、と思いました。個人的には、生物学者の本川達雄さんの話が面白かったです。

ちなみに、私の選んだこの本は5月1日からのフェア<第2期>に入っていまして、今はまだ展開されていないのですが、他の出版社の社長さんがどんな本を選んだか、ぜひ書店店頭でご覧いただくことをお勧めします。

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