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  • 社長コラム

ロングセラーとは何ぞや

ベレ出版では、「長く読まれ続ける定番書」をできるだけ多く出版したい、と考えています。いわゆる「ロングセラー」というやつです。ロングセラーを数多く持てば経営が安定するので、ビジネスモデルとしても目指しています。普遍的な価値を持つ本をたくさん出したいという使命感のようなものも、もちろんあります。

流行を追った本の場合、一気にたくさん売れることも多いのですが、翌年には古くなる可能性があり、ロングセラーにはなりにくいです。ベレ出版は「学び」の本を出しています。「学び」にも、旬のテーマや流行はあるのですが、学ぶ内容自体がコロコロと変わることはあまりないので、比較的、ロングセラーになりやすいと思っています。

ところで、どれくらいの期間にわたって売れれば「ロングセラー」と呼ばれるのでしょうか。出版業界の中に、ちゃんとした定義はおそらくないと思います。Wikipediaをチラッと見たら、「半年程度売れ続ければ、ロングセラーと呼ばれる事が多い」などと書かれています。ふーむ。ほんとかな。

考え方は人それぞれ、また、ジャンルによっても異なると思いますが、ベレ出版の場合だと、だいたい2年くらいは売れ続けていないとロングセラーとは呼ばないと思います。2年を長いと見るか、短いと見るか、ですが、発売から10年以上経ってなお増刷を重ねる本も数々ありますので、2年なら「まだまだこれから」といった気分です。ちなみに、そもそも「売れている」とはどれくらいの数か?も人によって大きく違うのですが、話が長くなりそうなので今回はそれに触れるのはやめておきます。

今後も、ながくながーく売れ続ける定番書の発行を目指しますが、一方で、「不易流行」という言葉もありますように、定番のテーマに時代に合った変化を加えていくことも大切です。ロングセラーを目指しつつ、時代遅れにならないよう気をつけて、本を作る我々自身も常に変化し続けないといけません。うーん、難しい!!でも、理想は高く持ちたいと思っています。

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