2022.07.12 社長コラム 面談の夏、ベレ出版の夏 ベレ出版にも、いわゆるボーナス(賞与)がありまして、今夏もわずかばかりですが支給しました。夏季賞与と冬季賞与を支給する年2回のタイミングで、社員全員に対して、1対1の社長面談を行なっています。かなり前から実施していて、もはや夏と冬の風物詩です。 今回は社員15名と、それぞれ30分~1時間程度、面談しました。ちなみに、内容はいわゆる評価面談ではありません。会社や業務の話、あるいはプライベートな話でもいいのですが、各自が今思っていること、感じていること、悩みや課題だと捉えていること、などなど、ざっくばらんに話をしてもらいます。不平や不満も、あればぜひ教えてほしい、と伝えています。 ベレ出版は、社員同士の距離が元から近い会社だと思っており、私も社員と話す機会が少ないわけではありません。しかし、雑談的に話すのと、腰を据えて面談するのでは、話す中身がかなり違ってくるのではないかと思います。実際、普段なかなか聞けない意見を聞くことができますし、具体的な提案が出されることも多く、有意義です。思っていることをたくさん語ってくれる社員もいれば、何を話すかを事前に考えてきてくれる社員、逆にこちらを質問責めにしてくる社員など、向き合い方も人それぞれで、個性が出るのも面白いです。 いつからか、企業の中で「1on1ミーティング」というのが流行っているそうです。内容は、当社の面談とほとんど似たようなものらしいので時代がベレに追いついた、と言えるかもしれません?15人と面談すると、時間はそれなりにかかるので、「大変じゃないですか?」と気遣われることもあります。それなりに疲労はしますが、正直楽しいです。所帯がもっと大きい企業なら、なかなかに大変でしょうが、これも「小さい会社の強み」なのかもしれませんね。