2022.08.09 社長コラム 好きこそ物の上手なれ、ではあるものの 勉強でもスポーツでもなんでも、得手不得手というのがあります。 勉強にかかわることで言えば、記憶力や文章力、計算能力など、できる・できないには個人差も多少はあると思いますが、まずは「そもそも好きになるかどうか」が重要なように思います。 好きだからこそ、努力を苦に思わずに継続して取り組めて、いずれ才能が開花するケースが多そうです。 「好きこそ物の上手なれ」 よく言われることかもしれませんが、真実だと思いますね。 一方で、「好きではない、得意ではないことに、熱心に取り組める人」が世の中にはいらっしゃいます。 苦手なこと、なかなか思うようにできないことを続けるのは、好きなことを続けること以上に忍耐力が必要です。切実な理由を持つ方もいるかもしれませんが、それにしても強い意志がなければ、簡単にできることではありません。 「昔から苦手だった数学に、改めて取り組もうと本を手に取った」「長年、英語ができずに苦労してきたが、この本ならできる気がした」 小社に届く読者カードを見ていると、そういう声が多く、驚くほどです。本当にすごいと思って、いつも感銘を受けています。 得意か苦手かにかかわらず、「学びたい!」という意欲のある方の期待に応える本を作ることが、ベレ出版の責務です。そこに違いはありませんが、苦手を克服した喜びの声(読者カード)は、何にも増して嬉しく、出版社冥利に尽きると感じます。 そういう声を今後もいただけるよう、がんばりたいと思います。