2019.12.24 編集部コラム 無痛治療 2019年は誕生日を機に、十数年ぶりに歯医者に行きました。小さい頃、歯を削るとなったときいつも大暴れしていたせいで、なかば“はりつけ”にされて歯を削られた苦い思い出があり、歯医者からの定期健診のはがきはいつも無視していました。しかし、ある日例によってYOUTUBEを徘徊していたとき、虫歯治療様子を撮影した動画を見てしまったのです。かぶせものの下で知らぬ間に奥深く進行した虫歯・・・根っこまでなくなってしまった奥歯・・・ただれた歯茎・・・ 早速、入念な下調べによって見つけた「痛くない治療」を売りにしている近所の歯医者に出掛けてゆきました。診察の結果、幸いなことに大きな虫歯はなく、軽く削らなければならない歯は1本あったのみでした。虫歯は一度進行すると、取り除かない限りなくならないらしいので、歯医者に行かなかった間、虫歯を患わなかったのは幸運というほかないでしょう。恐怖でしかなかった治療は、麻酔によって我慢できる程度の刺激で終えることができ、むしろ不安が払拭された解放感と、あの歯医者特有の異様に清潔で整頓された空間から癒しを得ました。次回の定期健診が待ち遠しいです。 オオイシ