2020.11.27 編集部コラム 大河ドラマ『麒麟がくる』の明智光秀にはまる! 珍しく今年は、NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」にはまっています。大河が始まる前から今回のドラマは楽しみにしていました。星野博美さんの本を通して、日本のキリシタン史に興味があったので細川ガラシャの生きた時代が舞台で、細川ガラシャの父、明智光秀をどのように描くのか期待大でした。大河が始まる前から、井上章一、呉座勇一ら共著の『明智光秀と細川ガラシャ』を読んで準備して気合いを入れてみました。この本の第一章は呉座勇一が「明智光秀と本能寺の変」を担当していて、なぜ明智光秀が本能寺の変を起こしたのか、さまざまな説を上げながら解き明かしてくれます。歴史の本をこんなにスラスラ読めるのも、呉座勇一さんの解釈が面白いのも大発見でした。番組が始まって最初のころは、明智光秀より、斉藤道三役の本木雅弘に夢中で、本木さんが斉藤道三役をどのように作っていくのかを追ったドキュメンタリー「プロフェッショナル仕事の流儀」も堪能しました。コロナ禍で番組撮影が一旦中止になったのですが、今また再開していよいよ佳境にはいっていきます。長谷川博己演じる冷静で知的な明智光秀がなぜ主君織田信長に対する謀反をおこしたのか、これからの展開が楽しみです。大河ドラマをきっかけに歴史本にも挑戦してみようかなと思っています。 ワキヤマ