2023.08.18 著者のコラム 台湾の夏!ーひんやりスイーツと旅ー #3 著者 小飛 (前回までの記事はコチラ!)#1 台湾の夏の定番スイーツ 前編#2 台湾の夏の定番スイーツ 後編 こんにちは♪ 台湾人の小飛です。 次の台湾旅行ではどこへ行こうかなぁ?ガイドブックは情報が多すぎて決められない!という方のために、日本人にも台湾人にも人気な観光スポットを紹介します♪台湾旅行で使えるフレーズもいくつか紹介するので一緒に覚えちゃいましょう! 目次8:00 台湾の朝食9:00-10:00 王道!「艋舺龍山寺」でお参り10:30-11:30 レトロタウン「迪化街」を散策11:30〜13:00(移動) 8:00 台湾の朝食 旅の始まりにまずは腹ごしらえしましょう。台湾には美味しくて、特別な朝食がいっぱい♪ その中でも特におすすめはこの3つ! ・「蛋餅(ダンビン)」たまご巻きクレープ ベーコンや焼き肉、チーズなどの具材が入ったものも美味しいです。 ・「飯糰(ファントゥァン)」台湾おにぎり 卵や台湾の漬物、でんぶ、揚げた麩などたくさんの具材がはいっているので、これ一つで満足できますよ。 ・「鹹豆漿(シェンドウジャン)」塩味の豆乳スープ 台湾らしい朝食を味わいたい方におすすめです。 どれもホテルや駅周辺で見つけられ、500円ほどあれば食べられます。 地元っ子に人気のお店「鼎元豆漿(ディンユェンドウジャン)」では上で紹介した朝食を食べることができますよ!日本語メニューもあるようです♪営業時間:4:00–11:30アクセス:MRT淡水信義線・松山新店線「中正紀念堂駅」3番出口から徒歩8分 朝食屋さんは上の写真のように、注文用紙でオーダーするお店が多いですが、もし口頭で注文する時は「コレをください」という意味の「我要這個(ウォヤゥザァガ)」と言って指差しで注文すると良いですよ!いろんなところで使えるフレーズなのでぜひ覚えておきましょう! 「コレをください」我要這個(ウォヤゥザァガ) 台湾の朝食については過去の記事(『台湾新発見 第2回:台湾は朝食文化先進国!』)も参考にしてみてください♪ 9:00-10:00 王道!「艋舺龍山寺」でお参り 朝食を終えたら、まずは台湾一有名なお寺で人気のパワースポットである「艋舺龍山寺(モンジャァロンシャンスゥ)」にお参りへ。恋愛、仕事、健康、学問、安産など様々な神様が祀られています。建物の装飾はきらびやかで、お寺に興味がない方でも、一度は訪れておきたいスポットです。台湾の国定古跡(一級古跡)にも指定されており、多くの人が訪れます。 台湾式のお参り方法は、手を合わせ、神様に「自分の名前」と「生年月日」、「住所」、「具体的な願い事」を伝え、三回お辞儀をします。詳しい参拝方法は龍山寺のWebページも参考にしてみてくださいね。 艋舺龍山寺 語音導覽財團法人台北市艋舺龍山寺 語音導覽www.lungshan.org.tw 時間:6:00〜22:00料金:無料休日:年中無休アクセス:MRT板南線「龍山寺駅」1番出口すぐ 台北市艋舺龍山寺www.lungshan.org.tw 龍山寺のすぐ横には「青草巷(チンツァオシャン)」があります。ここは青草(薬草)を扱うお店が集まった通りです。 おすすめは「青草茶(チンツァオツァ)」という、色んな薬草を煮出して作った冷たいハーブティーです(約120円)。昔から、台湾の地元の人々に暑い時に飲まれている伝統的な飲み物です。甘苦い味が何とも健康的で、ぜひ試してもらいたい台湾ドリンクです。 青草茶(チンツァオツァ) 「剥皮寮歴史街区(ボォピィリャォリィスゥジェチュ)」も龍山寺に近い観光スポットの一つです。赤レンガで建てられた建物やアーチの並んだ歩道が素敵な場所なので、お時間があれば訪れてみてくださいね。 10:30-11:30 レトロタウン「迪化街」を散策 「迪化街(ディーファジエ)」は台北で最も歴史ある問屋街の一つで、乾物や茶葉、漢方薬、ドライフルーツなどを扱うお店が集まっています。 また、可愛い雑貨や、竹細工など台湾の伝統的な雑貨を売る店が多く立ち並んでいるので、お土産を買うにも最適です。 時間:10:00-22:30(お店による)休日:年中無休(お店による)アクセス:MRT 松山新店線「北門駅」3番出口から徒歩約5分 最近では古い建物をリノベーションしたお洒落なカフェやショップも増えてきています。散策に疲れたら一休みに利用してくださいね! ・おすすめリノベーションカフェ:COFE 台湾茶やコーヒー、お酒が楽しめるカフェ。軽食も食べられます。 出典:COFE | Taipei | Facebook 住所:大同區迪化街一段248號2階営業時間:10:00〜18:00 11:30〜13:00(移動) 次は台北から少し離れた「十分(スゥフン)」という街へ移動します。移動には台湾鉄道を使います。 まずは「台北駅」から「瑞芳(ルイファン)駅」へ自強號(特急列車)で向かいます(76元(約350円))。「瑞芳駅」で平溪線に乗り換え、「十分駅」で降ります(19元(約90円))。電車の待ち時間によっては「瑞芳駅」からタクシー(560元(2500円))で「十分」に向かうのもおすすめです。 台湾鉄道列車時刻検索 交通部臺灣鐵路管理局www.railway.gov.tw タクシーを利用する際は、目的地を書いたメモを運転手さんに見せて「ここまでお願いします」という意味の「請到這裡(チンダゥザァリィ)」と伝えましょう。私のYouTube動画も参考にしてみてくださいね! 「ここまでお願いします」請到這裡(チンダゥザァリィ) ちなみに、台湾に着いたらICカード「悠遊卡(ヨゥヨゥカァ)」を入手しておくと便利です。事前にチャージしておけば地下鉄や鉄道、バス、タクシー、コンビニ、商店での買い物で使用できますよ。 出典:悠遊卡股份有限公司 (easycard.com.tw) 後半は次回へ! 記事を書いた人:小飛台湾出身の台湾人。日本のマンガが好きだったことから日本に興味を持ち、大学生の時に日本語学を専攻。大学卒業後、日系メーカーの通訳の仕事に携わり、その後退職しオーストラリアにワーキングホリデーへ。そこで出会った日本人男性と結婚し、現在は日本で生活中。出産をきっかけに、夫と協力しYouTubeチャンネル『Xiaofei*小飛と台湾中国語』を開設。チャンネル登録者数は1.9万人(2021年11月時点)。ベレ出版から『[音声DL付]小飛さんの今日から話せる台湾華語!』好評発売中! https://www.youtube.com/@xiaofeiTW/featured 関連書籍 小飛さんの今日から話せる台湾華語![音声DL付] 初めての台湾旅行で必ず使うフレーズを中心に台湾華語を学んでみましょう! 小飛台湾華語