2023.10.24 編集部コラム 2023年、夏のハイライト 今年6月くらいから高校1年生以来、18年ぶりにバスケットボールを再開した影響で、今年はいつもと違った趣きの夏を過ごしました。 きっかけはジムのランニングマシンが嫌いすぎて、代替として近くの市民体育館のバスケ一般開放に行き始めたことでした。単にシュートを打つだけでもすぐに汗が出てくるのでそれだけでも丁度良い運動になります。やり始めてみるとすぐに学生時代の思い出やバスケの楽しさを思い出し、再開して間もなくは、興奮して夜寝付けない、早朝に目が覚めるといった症状に見舞われました。 程なくして「やっぱりゲームしたいよね!」ということで、社会人サークルの練習会に参加し始めました。自主練よりも強度がぐっと上がるので、競技そのものと並行して膝や足裏の痛みに向き合うことに。バッシュのソールを交換したり、ストレッチ、筋トレなど、あれやこれやで最近ようやく支障がなくなる程度に克服しつつあります。 体を動かす趣味は直接体へ負荷がかかり、頭がすっきりするので、今の自分にとって欠かせないものです。また、バスケはチーム競技なので、一緒に練習をしたり、試合に臨んだりする時間・経験も他ではなかなか得難いもので、貴重に思っています。今は楽しくバスケに興じているものの、学生時代は部活での練習が拷問のように感じられ、汗だくでぜえぜえ走っている最中に、飼い犬のポップコーンによく似た芳香と温かさに包まれながら昼寝しているもう一つの世界線の自分と一瞬にして入れ替わるという奇蹟を夢想したり、合宿前日に実家のベランダで花火を見ながら一人静かに泣いていたことが今となっては良い思い出です。 オオイシ