愚直に続けていこう

2024年2月1日をもちまして、ベレ出版は営業開始から25周年を迎えました。
これまで長きにわたりベレ出版を応援してくださった書店さん、取次会社さん、著者の皆さん、書籍製作にかかわる各業者さん、それ以外にも多くの関係者の皆さん、そして何より読者の皆さんに、心より感謝を申し上げます。
ちなみに、この社長コラムはベレ出版が20周年を迎えた2019年2月に始まったようです。
コラムも5周年！いつもご愛顧いただきありがとうございます。

20周年のときは「ハタチのベレ出版です」と書いていたみたいです。
今度は25歳、衆議院議員の被選挙権が得られる年齢になりました。
だから何だ、という話ですが、より責任のある行動が求められる年齢、といったところでしょうか。
25年という節目もあくまで通過点です。
これから先の30年、40年といった新たな節目に向けて、益々がんばっていこうと思います。

一般的には、年を経るにつれて売上規模や従業員数が拡大することを目指す会社が多いかと思いますが、私自身は、規模を大きくすることではなく「長く事業を続けること」を目指しています。
売上・利益や従業員数が大きい会社はそれだけ社会に貢献していると言えます。
それは何ら否定しないのですが、「実は小さいこともいいことではないか」と思っています。以前のコラムでもそのようなことを書きました。
規模が小さい分、短期間における貢献は大きくないかもしれませんが、長く続けていくことで、ちょっとずつ成果を積み重ねていけば、世の中の役に立つはずだと思います。

長く続けるには、愚直に基本的なことをやり続ける、ということが大切だと思うのですが、これは単純そうに見えて、実際にやり続けるのは簡単ではありません。
ベレ出版は、これまで“山あり谷あり”でやってきましたが、コロナ禍あたりからはわりと“谷間“が増えました。
周辺環境も日々変化する中、愚直にやり続けていくことの難しさをひしひしと感じます。
しかし、会社としてはまだ折り返し地点にも来ていないつもりです。
厳しい荒波も乗り越えていけるよう不断の努力を続けます。
これからも堅実に成長し続けたいと思っていますので、引き続きご支援をいただければ幸いです。
26年目のベレ出版もよろしくお願いいたします。