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2019.10.08 学びたい人 応援マガジン【まなマガ】(080号)

まいど。ね太郎です。

秋刀魚がとれないらしい。

日本近海の水温が上がってしまったため、
それを嫌って秋刀魚が寄りつかなくなって
いるのだそうな。

そういえば、まだ秋刀魚って食べてないなぁ。

長い間、
日本の庶民の食卓に季節を運んでくれていた秋刀魚。
食べられなくなるのは寂しいですね。

水温もそうですが、気温だってまだまだ高い。
いったい秋はいつになったら来るのだろう……。

やっぱり春夏秋冬、
ちゃんと訪れてほしいもんです。

では今回も【まなマガ】スタートです!

━【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】まなトピ♪
    ・今月の新刊情報
    ・今月のベレベレ通信 <10月号>
【2】日々真心
【3】楽しく学ぼう【まなマガ】クイズ
【4】まなBOOK
 ◎ベレベレのおと(編集後記)
 
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【1】 まなトピ♪ 〜【まなマガ】TOPICS 〜
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ベレ出版の新刊など、最新の情報をお届けします!

■まなトピ[1]
  今月の新刊情報
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【10月18日発売予定】

▼『はじめてみようアラビア語 [音声DL付]』
  長渡陽一

 たくさんの現地の写真と一緒にアラビア語を味わう一冊。
 アラビア語がグッと身近になり、
 アラビア語圏を旅したくなる!

https://www.beret.co.jp/books/detail/729

▼『ニュース・天気予報がよくわかる気象キーワード事典』
  筆保弘徳・山崎哲ほか

 気象の「いま」と「これから」がわかるキーワードを、
 新進気鋭の気象研究者たちが丁寧に解説!
 深く詳しく学べるキーワード集。
 
 https://www.beret.co.jp/books/detail/735

■まなトピ[2]
  今月のベレベレ通信 <10月号>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

♪「ベレベレ通信」とは?

ベレ出版が毎月、書店様向けに出している
「100%手作り」の情報紙です。

▼こちらでバックナンバーも見ることができます。

https://www.beret.co.jp/store/beretberet/

10月のベレベレ通信は……


 ちょっとためになる語学クイズ!

語学や語学書に関するクイズを16問出題!
コロケーションって何?
シャドーイングって?
語学に興味のある方なら知っておきたい!

▼ベレベレ通信10月号
https://www.beret.co.jp/store/beretberet/2019/2019.10.pdf

【2】「日々真心」(ひびしんしん)第9回
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ベレ出版の社長、内田真介が、会社や出版業界のことから、
日々なんとなく気づいたり思ったりすることまで、
「真心」をもってお伝えする、月1回連載のコーナーです。

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 もうすぐ「本の日」です 
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昨年から、11月1日は「本の日」になりました。
まだまだ知られていないと思いますので、ここでも宣伝しておきます。
どうして「11.1」が本の日なのか、と言いますと、
「111」と1が並ぶ形が、本棚に本が並ぶ姿に似ているので
1並びのこの日が選ばれたそうです。
言われてみれば、そう見えますかねぇ?

「本の日」の前後は、恒例の「読書週間」という期間でもあります。
読書週間の歴史は長く、戦後間もない1947年から始まって
今年で第73回を迎えるそうです。
当時の一般家庭は、インターネットどころかテレビもありませんから
情報はラジオや新聞、本くらいからしか得ることができませんでした。
本から得られる情報や、本を読むという娯楽が
大変に貴重だったであろうことは想像に難くありません。

今では、テレビ、パソコン、スマートフォンと、
情報を得る媒体(メディア)も様変わりしました。
本はメディアの中でもちょっと肩身の狭い思いをしている気がします。
読むのに時間がかかるし、調べものならネットで検索した方が
膨大なデータから素早く調べることができ、圧倒的に便利です。
また、小説を読むより、ドラマや映画で見たい、という人もいます。

それでも、「本じゃないとダメ」という人が一定数いるのも事実です。
効率性だけでいえば、ネットや電子書籍で事足りそうなのですが、
本そのものの手触りや紙の質感など、
なにかしら琴線に触れる部分があるのでしょうか。

ちなみに、「本の日」は、「本屋さんの日」という意味合いもあって、
本屋さんに足を運んでね、というキャンペーンが張られています。
イベントを開催する本屋さんも全国でたくさんあるそうです。
本屋さんというのは、それ自体が「メディア」でありまして、
どういう本が本屋さんに並んでいるか、表紙をざっと眺めるだけで
世の中のトレンドや社会のムードを感じることができます。

正直に言ってしまうと、本を買わずにぶらぶらするだけでも
本屋さんはとても楽しいのですが、
せっかくなので、お気に入りの一冊を見つけて買ってほしい
というのが本にまつわる仕事をする人、みんなの気持ちです。

11月1日、本の日には、ぜひ本屋さんに足を運んでみてください。

【3】 楽しく学ぼう【まなマガ】クイズ
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まずは、前回(079号)の答え合わせ♪


『世界史劇場 第二次世界大戦 熾烈なるヨーロッパ戦線』
(神野正史 著)からの出題でした!

【問題】
1941年6月22日に始まった独ソ戦は、10月に入り大きな
転機を迎えることになりました。ドイツが怖れ、
ソ連が待ち望んだのは、次のうちどれでしょう?

【1】春将軍
【2】夏将軍
【3】秋将軍
【4】冬将軍

正解は【4】の「冬将軍」でした!

ロシアの冬を舐めてはいけません。
この年の冬将軍はマイナス42度まで下がる大寒波。
独兵は冬の備えをしておらず、戦車も食糧も、
兵たちも次々と凍っていき戦闘不能になったのです。


【本日のクイズ】

今回は『「食品の科学」が一冊でまるごとわかる』
(齋藤勝裕 著)からの出題だよ!

【問題】
日本には多くの調味料がありますが、日本の調味料の特徴は
その多くが発酵食品であることです。
では、蒸したもち米に米麹と焼酎を加えて発酵させ
ろ過した調味料は次のうちどれでしょう?

【1】味噌
【2】みりん
【3】酢
【4】醤油

ま「発酵食品って体にいいのよね。」
マ「ボク毎日食べてるよ。」
ま「マガくん、えらいわね。何食べてるの?」
マ「んとね、味噌ヨーグルト納豆もち米丼だよ!」
ま「( ̄∇ ̄;) 最強ね……」


▼書籍の詳細は

『「食品の科学」が一冊でまるごとわかる』
(齋藤勝裕 著)

https://www.beret.co.jp/books/detail/733

正解を送ってくれた方のなかから抽選で1名様に、
『「食品の科学」が一冊でまるごとわかる』
をプレゼント!

下記リンクから、
「お問い合わせの種類」をプルダウンして
「メールマガジン」を選んでください。
「ご感想・ご要望をお聞かせください」の欄に、
「080号・まなマガクイズの答え」を入力のうえ、
10月21日(月)までにご連絡くださいませ。

https://www.beret.co.jp/inquiry/

当選者の方には後日、【まなマガ】編集部より
メールを差し上げます。

答えは次号の【まなマガ】で!

【4】 まなBOOK
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英語をはじめとする語学や、
数学や自然科学、地理や歴史などに関連する書籍を
勝手に紹介するコーナーです。

日々営業で書店さんに伺っていると、
店頭で「グッとくる」本に出会うことがよくあります。
今回ご紹介するのもそんな風にして出会い、
思わず手に取った一冊です。


▼『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』

 (三崎律日 著 2019年・KADOKAWA)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321904000142/


「奇書」というと、夢野久作『ドクラ・マグラ』などに
代表される、奇抜で、難解で、グロテスクな描写のある小説、
というイメージを持つ方も多いと思います。

かく言う自分もその一人で、
初めて見た時、「奇書」と「世界史」という
2つのワードがすぐに結びつかなかったのですが、
売り場につけられていたパネルの文言、

「これは数“奇”な運命をたどった“書”物たちの物語—。」

を見て納得。
昔は普通に読まれていたけれども、
今読むと「なんで?」と疑問に思ってしまうような本や、
当時は「悪書」として見向きもされなかったのに、
現在あらためて読むと「すごい!」と驚いてしまう本など、
歴史の流れの中で、その評価や読まれ方が変わっていった
本たちが、その背景知識と一緒に紹介されています。

眺めるだけでワクワクする目次は、
上記の出版社URLから見ていただくとして、
個人的に一番「グッと」きたのは、
「野球と其害毒」の項です。

当時、野球を悪とする風潮があったのを
なんとなくは知っていたのですが、
害悪論を唱えていた一人にあの新渡戸稲造がいたのは
知りませんでした。
『武士道』で日本人の「こころ」を欧米に紹介した
新渡戸稲造は、当然、海外から入ってくる文化に対して
寛容であったと思っていたのですが、
少なくとも野球に関しては、かなり厳しい意見を、
しかも感情的に述べていたことに驚きました。

本というものは、発売された時代を映す鏡だと
感じられる一冊でした。

いま、自分たちが当たり前に読んでいる本も、
100年、200年後には「奇書」として扱われる
ことがあるのでしょうか……?
そんなことをプロ野球のクライマックスシリーズに
熱狂しつつ、ふと思ったのでした。

ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

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◎ベレベレのおと(編集後記)

「111」で本の日。
な〜るほどって思いました。

ん?そしたら、11月11日でもよかったのでは?
1冊多いし(笑)。

あ、

そうそう、

今年も10月26日(土)、27日(日)、
本の街、神保町において

「神保町ブックフェスティバル」

が開催されます!

ベレ出版も出店します!
ぜひ、遊びに来てくださいね!

それではまた次回、お会いしましょう。

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