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2019.11.26 学びたい人 応援マガジン【まなマガ】(083号)

こんにちは。ちゃっぴーです。

この秋、紅葉を見ましたか?
ワタクシはまだですが、今週あたりが見頃のところも
多いようです。

一方で北海道や東北はすでに雪景色のところも。

では今回も【まなマガ】スタートです!
楽しみながら学んでくださいね。

━【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】まなトピ♪
    ・今月の新刊情報
    ・既刊本 これがおススメ!
【2】楽しく学ぼう【まなマガ】クイズ
【3】まなBOOK
 ◎ベレベレのおと(編集後記)
 
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【1】 まなトピ♪ 〜【まなマガ】TOPICS 〜
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ベレ出版の新刊など、最新の情報をお届けします!

■まなトピ[1]
  今月の新刊情報
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【好評発売中!】

▼『地図化すると世界の動きが見えてくる』
  伊藤智章

 世界各地の変化や実態を地図上に可視化し、
 視覚的に理解する。

https://www.beret.co.jp/books/detail/738

▼『算数だけで統計学!』
  石井俊全

 推定、検定の基礎を算数の知識だけでしっかり学ぶ。
 
 https://www.beret.co.jp/books/detail/739

【11月27日頃発売予定】

▼『天気予報はどのようにつくられるのか 』
  古川武彦

 天気予報の裏側では、こんなことが行なわれています!
 
 https://www.beret.co.jp/books/detail/737

■まなトピ[2]
  既刊本 これがおススメ!
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▼『「発酵」のことが一冊でまるごとわかる』
  齋藤勝裕

 炭水化物やタンパク質、微生物などの基礎知識から始まり、
 調味料、肉、魚、植物、乳製品、酒など、
 それぞれの食品の発酵のしくみを易しく解説。
 今号の「まなBOOK」のコーナーでご紹介する
 書籍とあわせて、発酵の世界を楽しんでみては
 いかがでしょう?
 
 https://www.beret.co.jp/books/detail/712

【2】楽しく学ぼう【まなマガ】クイズ
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まずは、前回(082号)の答え合わせ♪


『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか』
(瀧澤 美奈子 著)から出題でした!

【問題】
初期の『NATURE』に最も多く論文が掲載された日本人は誰でしょう?

【1】緒方洪庵
【2】野口英世
【3】南方熊楠
【4】新井白石

正解は、【3】でした。

なんと50編も掲載されているんです。
この数は、2005年1月時点の集計では、日本一どころか、
世界一だそうです。


【本日のクイズ】

今回も『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか』
(瀧澤 美奈子 著)から出題です。

【問題】
創刊時の『NATURE』の価格はいくらだったでしょう?
【1】2ペンス
【2】4ペンス
【3】8ペンス
【4】10ペンス

ま「ちなみに、その当時のロンドンでは庶民の1食は
  3ペンスくらいだったらしいわよ。」
マ「安いんだか、高いんだか……。」
ま「創刊号は最初から8ページが広告、そのあとの
  22ページが記事、その後、もう10ページ分の
  広告が載っていたらしいわ。」
マ「儲かってたのかなぁ」
ま「ううん、最初の30年は赤字だったんですって。」


▼書籍の詳細は

『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか』
(瀧澤 美奈子 著)

 1869年11月、今からちょうど150年前に、
 天文学者ノーマン・ロッキャーが起ち上げた
 イギリスの科学誌『ネイチャー』。
 創刊当時の記事を読むことで、時代の空気を感じ、
 現在から未来につながるヒントが見えてくる!

https://www.beret.co.jp/books/detail/726

正解を送ってくれた方のなかから抽選で1名様に、
『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか』
をプレゼント!

下記リンクから、
「お問い合わせの種類」をプルダウンして
「メールマガジン」を選んでください。
「ご感想・ご要望をお聞かせください」の欄に、
「083号・まなマガクイズの答え」を入力のうえ、
12月9日(月)までにご連絡くださいませ。

https://www.beret.co.jp/inquiry/

当選者の方には後日、【まなマガ】編集部より
メールを差し上げます。

答えは次号の【まなマガ】で!

【3】 まなBOOK
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英語をはじめとする語学や、
数学や自然科学、地理や歴史などに関連する書籍を
勝手に紹介するコーナー♪


▼日本列島の“発酵”にまつわる科学、歴史、地理、
人々の営みが凝縮(発酵)された珠玉の一冊。

『日本発酵紀行』

(小倉ヒラク・D&DEPARTMENT PROJECT)
https://www.d-department.com/category/STORE_CULTURE/2018000100106.html


プツ……プツ……、という音が、町はずれにある蔵の
桶や樽の中から聴こえてきそうなカバーの用紙です。

酵母が発酵するときに出る泡のような模様がその紙には
刻まれていて、手触りも楽しめます。
紙の本ならではの感覚です。

手触りを味わいながらページをめくり、「はじめに」を読むと、
“発酵デザイナー”を名乗る著者の熱が瞬時に伝わってきて、
その世界にひき込まれます。隅々まで丁寧にデザインされ、
作り込まれたこの本は、見た目や体裁だけでなく、
圧倒的な熱量の文章で仕上げられているのです。

この本は、著者が47都道府県の発酵文化を訪ねた旅行記になっています。

北から南へ、さらに離島まで、じつに様々な「発酵」を求めて
“微生物”と人々の中に飛び込んでいく著者の情熱と文章が素晴らしい。

土地土地の人々と触れ合う様はエネルギッシュで
にぎやかなのですが、そこには静謐さが通底しています。
それはおそらく、微生物の声を聴くために必要な静けさ
なのではないか、と読者である自分は想像させられたのでした。

日本酒、味噌、醤油、漬物など、発酵といえば
これらのような食品がまずは頭に浮かんできますが、
一つだけ、食品でないものが登場します。

徳島の藍染めです。

蓼藍(たであい)という植物の乾燥葉を
むしろ(ワラなどを編んだもの)に包んで発酵させるのが、
藍染めの第一段階なのですが、仮に蓼藍を、普通の草木染めのように
発酵プロセスを経ずに染めると、“ドラえもん”程度の
薄いブルーまでにしかならないとのこと。
しかしその葉を腐葉土状に発酵させ、藍色の色素を濃縮し、
さらに染料液を発酵させて染めを繰り返し重ねられるようにしたことで、
ものすごく濃いインディゴブルーの色が生み出されるのだそうです。

「めちゃ考え抜かれたテクノロジーなんだよ。藍染めはさ!」
(本文より)

徳島に先祖を持つ自分はなんだか少し嬉しくなったのでした。

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◎ベレベレのおと(編集後記)

発酵と日本人は昔から深く関わっているのですねー。
藍染は初耳でした。

漬物や味噌を肴に日本酒をクイッといただきながら、
読書なんていかがでしょう。

それではまた次回、お会いしましょう。

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