こんにちは、鮫助です。
新年度、新学期を迎え、今月から新しい生活をスタートさせる方もいらっしゃるかと思います。
期待と不安が入り混じるこの季節、どうしても肩に力が入りがちですが、そんな時はこの【まなマガ】を読んでちょっとひと息ついていただけたらと思います。
それでは、今回もよろしくお願いします!
━【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】まなトピ♪ ・今月の新刊情報 ・今月のベレベレ通信【2】日々真心【3】楽しく学ぼう【まなマガ】クイズ【4】まなBOOK ◎ベレベレのおと(編集後記) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】 まなトピ♪ ~【まなマガ】TOPICS ~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ベレ出版の新刊など、最新の情報をお届けします!
■まなトピ[1] 今月の新刊情報 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【4月21日発売予定!】
▼『「高校の物理」が一冊でまるごとわかる』 小川 慎二郎 物理学の基礎となる「高校の物理」を、身近な現象や話題を入り口にしながら 詳しく丁寧に解説します。 https://www.beret.co.jp/books/detail/831
【4月27日発売予定!】
▼『本気で学ぶスペイン語[音声DL付]』 佐竹 謙一 初級文法を中心に中級までの内容を、豊富な例文と一緒に 初心者でもわかりやすいように丁寧に解説します。 スペイン文学に魅せられ、多くの文学作品の研究と翻訳に 携わってきた著者が、文法に文学の風味を加えた入門書の 決定版です。
https://www.beret.co.jp/books/detail/829
■まなトピ[2] 今月のベレベレ通信 <4月号> ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
♪「ベレベレ通信」とは?
ベレ出版が毎月、心をこめて書店様にお届けしている情報紙です。
▼こちらでバックナンバーも見ることができます。 https://www.beret.co.jp/store/beretberet/
4月のベレベレ通信は……
祝 高校地理必修化!
知っておきたい地理の基礎知識
2022年4月、高等教育において「地理」が、およそ50年ぶりに必修科目になります。そもそも、地理とは何を勉強するものなのでしょう。いま、大注目の地理に関する基礎知識をまとめてご紹介!
▼ベレベレ通信4月号https://www.beret.co.jp/store/beretberet/2022/2022.04.pdf
【2】日々真心(ひびしんしん)第39回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ベレ出版の社長、内田真介が、会社や出版業界のことから、日々なんとなく気づいたり思ったりすることまで、「真心」をもってお伝えする、月1回連載のコーナーです。
「WAになって話そう」
ベレ出版は、ビルの2階ワンフロアをオフィスとして借りていますが、3階の1室も、会議室として借りています。長テーブルとイスがある“いかにも”な会議室です。月に2回ある全体会議は、普段は3階の会議室でするのですが、換気の良さや、社員間のディスタンスの取りやすさを考慮して最近は2階にある「ラウンジ」で行なっています。ラウンジは、ソファや丸テーブル、ドリンクカウンターがあり、社内のちょっとした打合せや休憩などで利用している場所です。
3階だと、ふだんの執務スペースから隔絶しているので集中して議論できるはず、と思っているのですが、なかなかどうして、ラウンジでやる会議の方が議論が活発になっている気がします。その理由の一つは、「車座になって話すこと」かもしれません。会議室でも、ロの字型(四角形)にテーブルを並べ、社員が向き合って会議してはいるんです。でも、隣の人との距離感なのか、顔の見え方なのか、四角形と円形では、なんとなく気分が違うようです。
以前、とある書店関係の座談会で、パネリストも聴衆も全員が車座になるというユニークな会があったらしいのですが、参加者の方から「車座になって議論するのはすごくいいよ!」と熱心に勧めていただいたのを思い出しました。たしかに、一体感が出るんですよねぇ。会議室向きの、カチッとした会議もあると思っていますが、社員の一体感を大事にしたい全体会議については、アフターコロナでも、車座スタイルが良さそうな気がしています。
ちなみに、そのユニークな会議の様子は本になっています。『本屋がなくなったら、困るじゃないか 11時間ぐびぐび会議』という西日本新聞社さんの本です。残念ながら品薄です……。
【3】楽しく学ぼう【まなマガ】クイズ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ベレ出版の書籍から、ちょっとためになる!?クイズを出題!正解者のなかから1名様に、出題元の書籍をプレゼント♪
まずは、前回(139号)の答え合わせから♪
『英語でお悔やみ申し上げます――冠婚葬祭・非常時の英語表現』(ジェームス・M・バーダマン)からの出題でした。
【問題】「救急車を呼んでください」は英語でなんと言う?
【1】Please call an ambulance.【2】Please call the police.【3】Please let me introduce myself.
正解は【1】Please call an ambulance. でした。
ちなみに「救急車を呼びましょうか?」は「Shall I call an ambulance ?」です。
【本日のクイズ】
今回は『深掘り! 日本の地名 知って驚く由来と歴史』(宇田川 勝司)から出題だよ!
【問題】日本企業には社名が創業者や地名に由来するものが多い。次のうち、社名が地名に由来するものは?
【1】ブリヂストン【2】オムロン【3】マツモトキヨシ
マ「あ、ボクの知ってる会社ばかりだ~。」ま「そうね。3社とも有名な企業だもの。」マ「宝石屋さんに、ケーキ屋さんに、洋食屋さん!」ま「……? たしかにマガくんの好きなものばかりね。 いつもの事だけど、何と勘違いしてるのかしら?」
▼書籍の詳細は
『深掘り! 日本の地名 知って驚く由来と歴史』宇田川 勝司 https://www.beret.co.jp/books/detail/825
地名に潜む、自然や歴史、人々の生活、現代社会の意外な事情が見えてくる。
正解を送ってくれた方のなかから、抽選で1名様に『深掘り! 日本の地名知って驚く由来と歴史』をプレゼント!
下記リンクから、「お問い合わせの種類」をプルダウンして「メールマガジン」を選んでください。「ご感想・ご要望をお聞かせください」の欄に、「140号・まなマガクイズの答え」を入力のうえ、4月25日(月)までにご連絡くださいませ。
https://www.beret.co.jp/inquiry/
当選者の方には後日、【まなマガ】編集部よりメールを差し上げます。
答えは次号の【まなマガ】で!
【4】 まなBOOK━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
英語をはじめとする語学や、数学や自然科学、地理や歴史などに関連する書籍を勝手に紹介するコーナー♪
▼地理学って、とても身近なものなんです。
『その日常、地理学で説明したら意外と深かった。』(富田 啓介、2022年、ベレ出版)
https://www.beret.co.jp/books/detail/826
今月から、これまで選択科目だった高校の「地理」が、「地理総合」という必修科目になります。
最近話題のSDGs(持続可能な開発目標)でも5つ以上の項目が地理に関する項目であり、地理を学ぶことは生きていく上で非常に有益な知識と言っても過言ではありません。
しかし、私が学生時代に学んだ地理という科目は、ひたすらテストの為に暗記するつまらない授業というイメージで、身近な学問という意識すらありませんでした。
『その日常、地理学で説明したら意外と深かった。』は、3月にベレ出版より発売されたばかりの新刊ですが、ミステリー小説×地理学という斬新な組み合わせで、苦手意識がある方も、地理学を学ぶぞ!と肩ひじ張らずに読める、まったく新しい地理本です。
手前みそになりますが、内容を少し紹介します。
各章は以下の三部構成になっています。
①「物語」地方の住宅団地に引っ越してきた高原一家の体験が語られます。
②「地理の目」物語に織り込んだテーマについて、地理学の視点から理解を深めます。
③「ちょっと寄り道」章のメインテーマではないけれど、物語の進行の鍵となるような地理学的トピックについてのコラムです。
第一章は、主婦の恵さんと娘のさくらちゃんが、引っ越してきた土地を知るために「探検」と称してお散歩に出かけ、その後、不思議なことが起こり……というストーリー。
現実に不思議なことはそうそう起きませんが、自分が住む土地を知ろうとするのは誰でもすることですよね。
地理学はもともと、自分の知らない場所を見分し、記録するところからはじまったそうです。これを「フィールドワーク」と言い、地理学ではとても重視している研究技法なのだそうです。
今回は物語のはじめの部分しか触れませんが、読み進めていくと、誰もが遭遇しそうな場面や出来事が多く、地理学というものがいかに身近なものなのかおわかりいただけると思います。
これから地理を教える教師の方や、もちろん地理が好きな方にもおすすめです。ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ベレベレのおと(編集後記)
「まり投げて 見たき広場や 春の草」という、正岡子規の句があります。ここでいう「まり」はボールのことで、野球が大好きだった子規らしい作品です。
「球春到来」などともいわれるように、野球好きの人たちにとっても、春は特別な季節なのだと思います。
ただ、贔屓のチームの成績が惨憺たる有様だと、球春のワクワクも消し飛びますね……(泣)今後の巻き返しに期待したいところです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回【まなマガ】でお会いしましょう!
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