第1章 指数とはどういうものか?
世の中は「指数」でできている
01 昭和は燃えたか? ――「国民所得倍増計画」
02 指数的な増え方とはどういうものか ――人はなぜか足し算で考えようとする
03 社会に見る「指数的」なもの ――かけ算の感覚と足し算の感覚 04 膨張かタンコブか
――かけ算は足し算とどう違う?
05 どうして「指数的」なのか? ――かけ算的であることの必然性
第2章 指数のしくみ
指数はどうやって拡張されるか
06 指数の計算はどうなっているか? ――かける回数と「指数法則」
07 指数はこうして拡張される! ――指数法則を守れ!
第3章 指数をそーっと覗いてみると・・・・ 指数ワールドめぐり──この激しすぎるもの
08 10のn乗の世界 ――宇宙のかなたへ、そして原子の内部へ
09 2のn乗の世界 ――バイバイする風景
10 どうやって数を表すか ――しくみと表記法
第4章 人には対数が必要だ
対数とそのしくみ
11 対数とは何か ――かけ算を足し算に変えて寿命を2倍に!
12 対数のしくみ ――かけ算を足し算にする公式
第5章 戦艦大和は対数が造った
計算尺ものがたり
13「大和」も計算で成り立っている ――対数目盛りと計算尺のしくみ
第6章 対数をじっと見つめてみると・・・・
対数ワールドめぐり──このあまりに人間的なもの
14 人の感覚は対数のとりこになっている ――ますます刺激に鈍感になる
15 進化する指数・対数 ――指数・対数が出会うもの |